軽量金属屋根のエイトワンに葺き替え
2007年10月に耐震性アップのために瓦屋根から軽量金属屋根の
エイトワン(ガルバリウム鋼板)に葺き替える工事を行いました。
工事の内容は、エイトワンという商品を使った(有)プロガードの
軽量金属屋根工事や、(有)高橋住建のダンネツトップ8-1と
同じものです。
このエイトワンだと瓦のおよそ10分の1の重さで揺れに強くなり、
下手な耐震補強よりも、かなり耐震の効果があるらしい。
金属板表面は特殊な塗装でメーカー保証では15~20年は持つし、
金属板裏の断熱用のスポンジは薄いものの防音にも役立っています。
もちろん、エイトワン自身は15~20年ごとに塗装し直したりなど
メンテナンスしていれば、30年以上葺き替える必要は無いらしいです。
噂では20年以上塗装し直さなくても持つのではと言われています。
平たいコンクリートの板のような屋根材のカラーベストなども、瓦に
比べて2~3分の1の重さで耐震性は悪くはないのですが、昔と違い
アスベストを使用できず強度が今ではかなり落ちていて、5年ごとに
塗装し直しが必要なだけでなく10年も経つと割れやすいそうです。
このため安い(諸経費無し1平米単価4000円弱)のだけれども
10年ごとに葺き替えが推奨のため、ランニングコストを考えると、
軽量金属屋根のエイトワンを勧めるのだそうです。
以下、エイトワンに掛かる費用を書きます。
自宅は大きなグルニエ(事実上の屋根裏部屋)があるため屋根が
かなりの急勾配で建坪(一階分の土地面積)42平米程度なのに、
屋根は三枚の板を合わせた形状で三面全部合わせて約65平米で、
軒約5平米を合わせると合計約70平米にもなる。
(対象の位置を目測で地面近くの場所に照らし合わせて、メジャーで
実測して計算する方法で自分でも実測した。)
屋根の下地としてコンパネを取り付けるのに1平米の単価が3700円ほど
掛かり、雨漏り防止のシートを張るのに1平米の単価が500~600円
ほど掛かる。
この下地処理にコンパネで26万円ほど、雨漏り防止のシートに
4万円ほど掛かり、合わせると下地処理に30万円ほど掛かることになる。
業者によって結構前後することもあるが、二枚の板を合わせたような
簡単な形状の屋根=切妻屋根で勾配が普通の場合 諸経費無しで
1平米の単価が7000円ほどなので、これをそのまま適用するとしても
約50万円掛かる。
更に屋根の頂上部分=棟を包む板金処理で10万円ほど掛かるし、
屋根の端の方の水はけとか保護のための板金処理で7~8万円
ほど掛かる。
これに急勾配のため作業用に矢倉(足場、20~30万円)を組み、
数トンになる瓦を下ろし(15万円程度)、近年数倍に値上がりしてる
廃棄物処理(20万円程度)があり、これら経費だけで60万円程度は
掛かる。
更に実際の作業が外注だったりする場合、建築業者自体の利益も
確保しなくてはいけないため、どこかしらで上乗せもあるので、総額で
160万円を超えることも容易に想像できるかと思う。
これより安い場合には、本当に良心的な場合と、何かしらの裏がある
場合とがあるので、見極めが大切です。
馴染みの業者では、最初はもっと高い値段だったが、自宅の屋根が
元々カラーベストの予定であったため下地処理でコンパネの取付けを
省くことができたことや、これからも長く付き合っていくことから、交渉の
結果最終的に税別で130万円まで下がり工事の契約をした。
ただし、無傷だが荷崩れしたらしきエイトワンを仕入れるなど、裏では
利益を出すために工夫もしていたようですが。
その外、屋根に換気のための換気棟(5万円ほど)を追加で付けて、
昔に比べて頑丈な仕組みと材料の雨樋(15万円ほど)に付け替える
ことにしたので、追加で税別で20万円ほど上乗せです。
参考情報
ガルバリウム鋼板とは、耐食性 耐熱性 加工性に優れた、
アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板のことです。
エイトワン関係として、リフォーム関係のサイトのARAの屋根関係の記事も
参考に良いかと思います。
また、エイトワンよりも優れた商品としてアルミルーフもありますが、
昭和アルミの紹介記事のよくあるご質問(アルミルーフ)にもあるように
諸経費無しで1平米の単価が24000円と非常に高いです。
その他ガルバリウム鋼板関係として、ガルバリウム鋼板.jpや
ガルバリウムの家リンクもあります。
尚、屋根が100平米として、カラーベストは5年ごとに塗装し直すのに
30万円、足場を組むのに20~30万円掛かりますが、業者によっては
塗装があまく1~2年程度で塗料が剥げてくることがあるので
注意が必要です。
カラーベストからエイトワンに葺き替える場合、足場は20~30万円、
カラーベストを下ろすのに10~15万円掛かります。
エイトワンで15~20年ごとに塗装し直すのに特殊な塗料を使うため
70~80万円掛かるでしょう。
ただし、エイトワンはまだ生まれて10年前後しか経っていないため、
塗装し直した例は業者でも聞いたことが無いそうです。
もっと年月が経てばエイトワンの塗料も安くなるのではという話でした。
瓦も棟瓦の漆喰を3年おきくらいには点検して塗り直さなくてはいけません。
これも20万円程度は掛かりますが、業者によっては手を抜かれやすく
すぐに漆喰が流れ出すこともあります。
これら費用の幅は急勾配だと屋根の上にも足場を組んだり色々と手間が
掛かるためです。
瓦などは20万円程度で廃棄物処理できますが、カラーベストは
アスベストが入っている可能性があるため廃棄物処理に50万円ほど
掛かります。
アスベストが入った建材の廃棄物処理場は場所が限られているため
年々処理費用が上がっているそうです。

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