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2008年9月24日 (水)

サブプライム問題とインタレストオンリーローン(IOローン)

サブプライムローンとは、優良顧客(プライム層)向けではない、信用力の
低い人向けの住宅ローンのことです。
サブプライムローンの多くは、最初の数年間はティーザー金利や変動金利型の
住宅ローンによる低金利での返済になり、低金利期間が終了すると高金利での
返済になります。

住宅ローンの一種にインタレストオンリーローン(IOローン)があります。
基本は、満期までの間の毎月の返済は利子だけで、満期になったら元本を
一括して返済するというものです。
利子だけの返済は最初の3~10年だけで、その後は利子に元本を上乗せ
して返済する場合もあります。
満期になったときに住宅価格が上がっていれば住宅を売却して儲けられる、
低金利と住宅価格の上昇を前提とした投資的性格の強い住宅ローンです。
IOローンはサブプライムローンを含めた各種住宅ローンの選択肢の1つ
でして、幅広く普及していることから更に事態が複雑になっているようです。
サブプライムローンでのIOローンは、利子だけの返済は最初の3~10年が
多いようです。

米国での住宅価格の上昇は2006年以降急速に鈍化し下落しており、
S&Pは2010年に住宅価格の下落は底を打つと予想しています。
こういう状況ではサブプライムローンの焦げ付きが予想されます。
米国の住宅ローンはノンリコースローンで、購入した住宅を手放せば
借金は残らない仕組みです。

消費者が投資目的で各種住宅ローンを利用していたとすれば自宅は別に
あることも予想され、借金は購入した住宅を手放せば済むので混乱は
少ないと思います。
消費者が自宅購入が目的でサブプライムローンを利用していたとすれば、
低い金額の返済期間が終わったあと返済が難しくなり、自宅を失う人が
いるだろうと思います。
サブプライムローンを販売していた金融機関では住宅を差し押さえても
住宅価格の下落により損失が出るわけで、サブプライムローンは債券に
組み込まれて世界中の金融機関に販売されており、サブプライムローンの
不良債権化でサブプライムローンを組み込んだ債券の価値が下落します。
これらにより金融機関の業績は悪化して苦しむことになります。
このサブプライムローンによる、借金で自宅を失う・住宅価格の下落での
損失・不良債権化で債券の価値の下落・金融機関の業績悪化が
サブプライム問題です。

米国での住宅価格の上昇が2006年以降急速に鈍化するとサブプライム
ローンの延滞率が目立って上昇を始め、サブプライムローンを販売していた
金融機関の資金繰りが悪化しました。
そして、2007年2月末に米国でサブプライム問題により不動産バブルの
崩壊が起きたのです。
その規模の大きさや複雑さから、サブプライムローン以外の各種住宅
ローンやモノライン保険会社やCDSを販売している金融機関への問題の
波及も懸念されています。

サブプライム問題の解決策が、サブプライム問題に関係している消費者や
金融機関の救済に繋がると良いのですが、なかなか難しいようですね。

参考
ウィキペディアでサブプライムローンを説明の記事
グーグルで「サブプライム ティーザー "変動金利"」を検索
グーグルで「インタレストオンリーローン」「IOローン」を検索

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