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2007年3月16日 (金)

債券や金利と為替レートや基準価額の関係の説明

主に、政府が発行する債券である国債を例にして説明します。
債券は、世界各国の10年国債の利回りが長期の市場金利の指標として
使われることが多いです。
為替レートは通貨価値を比較しての通貨の交換比率のこと。
通貨高は日本で言えば円高で通貨安は日本で言えば円安のこと。
債券(一般的な固定利付債)の利子の金額は市場金利に左右されず一定です。
ただし、例外として変動利付債の利子の金額は市場金利に連動して変わります。

投資信託の運用会社などで一般に公開されている債券のデータは利回りです。
債券の値段が決まる仕組みは次の通りです。
低い利回りの債券を買ったとして、その後市場金利が上がり新しい債券の
利回りが高くなれば、当然 誰も古い債券を買わなくなるでしょう。
すると古い債券の価値は下がって値段が下落して行き、最終的には新しい
債券と同じ利回りになるまで古い債券の値段は下落することになります。
逆に市場金利が下がり新しい債券の利回りが低くなれば、今度は反対に古い
債券の価値は上がり新しい債券と同じ利回りになるまで古い債券の値段は
上昇します。

通貨高が進むと、その国の輸出や観光などが不利になるので不景気になり
物価が下落し市場金利が下がり債券価格が上昇(債券利回りが低下)します。
政策金利や市場金利などの金利が下がると、その国の通貨を売る動きが進み
通貨安になりやすいらしいです。
通貨安が進むと、その国の輸出や観光などが有利になるので好景気になり
物価が上昇し市場金利が上がり債券価格が下落(債券利回りが上昇)します。
政策金利や市場金利などの金利が上がると、その国の通貨を買う動きが進み
通貨高になりやすいらしいです。
金利が高い国はインフレ率が高く通貨価値の下落が大きいことから長期的には
通貨安となる場合が多いらしいです。

これを簡単にまとめると次のようになります。
市場金利と債券利回りは比例、債券利回りと債券価格は反比例。
通貨価値に反比例して市場金利や債券利回りが変化する。
政策金利や市場金利などの金利次第で、金利に比例して通貨価値が変化
しやすい。
時々ニュースで政策金利を聞くことがあります。
金利に比例して通貨価値が変化しやすいことから、政策金利を調整することで
通貨価値や物価をコントロールしたりします。
この通貨価値と市場金利は「鶏が先か卵が先か」というような関係なので、
少々複雑で面倒な話ですね。

以上が当たり前なのですが、国同士の金利差が大きい場合、
円高になると、円を売り金利が高い相手国の通貨を買う動きが発生し
円安になることが、2006~2007年現在たびたび発生しています。
金利の低い円で資金を調達して金利が高い国に投資するためです。
このような金利の低い通貨で資金を調達して様々な投資先に投資する
行為をキャリートレードと呼び、特に円の場合には円キャリートレードと
呼びます。
このキャリートレードは効率の良い投資方法であろうとは思いますが、
国際的な経済関係上好ましくない面もあるようで、国際的な話し合いで
問題として出ることが時々あります。
債券利回りや為替レートがキャリートレードに引きずられて動くため、
投資の上で債券利回りや為替レートの予想が難しい要因の1つです。

市場金利と債券利回りは比例で、金利に比例して通貨価値が変化しやすいとは
言っても、経済情勢が悪化し債券の買い手が少なくなったために債券利回りが
上昇することもあります。
セーフヘイブン(資金の安全な逃避先(投資先)のこと。)として特定の国の
債券や通貨が買われることもあります。
世界の経済情勢だけでなく様々な報道や政治的なことから市場が動くことも
多々あります。
また、投資信託の各運用会社では債券利回りのチャートなどの情報を提供して
いることがありますが、多くの場合は為替レートに比べると更新が遅いです。
そのため、債券利回りのチャートなどを今日や明日の債券利回りや為替レートの
予想に使うのは難しく、短期的な債券利回りや為替レートの動きを予想をする
のに使う感じでしょうか。

債券型投信への影響を説明すると次のようになります。
債券利回りは変化が小さいようでして、債券利回りよりも為替レートの方が
短期的には基準価額への影響が大きいです。
債券利回りが高いことは中長期的に見た場合、例えば半年ごとの債券の利子の
支払いで大きな収益(経費控除後配当等収益、インカムゲイン)が投資信託に
入ることになるので、投資信託の基準価額に対してプラスになります。
また、債券は何も満期まで持たず株式と同様に売却しても良い金融商品であり、
安く買って高く売っても良いわけですので、高い分配金を出せている投資信託は
上手く債券を売買して基準価額を上げている部分もあるかもしれませんね。
債券型投信に限らず国外に投資する投資信託であれば同様で、運用商品と
為替レートのバランスが基準価額には重要です。

以上は私の経験や独学の他に下記に電話で問い合わせて確認しました。
りそなコミュニケーションダイヤル
大和証券投資信託委託
三菱UFJ国際投信
債券の値段が決まる仕組みに関してはグーグルでの検索結果を参考に
しています。
長期の市場金利に関してはグーグルでの検索結果も参考にしています。
金利と為替レートの関係に関してはウィキペディアで為替レートの説明
記事も参考にしています。

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