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2006年7月 3日 (月)

投資信託を選ぶポイント(用語説明含む)

自己責任原則
   個人あるいは組織などが主体的に行なった選択や行為に関して
   責任を負うものとする原則。
   規制緩和の進展でその重要性が主張されている。
   また、金融システムの安定化策を金融当局の管理に任せるのではなく、
   個々の金融機関が経営健全化のために自己努力すべきとする考えに
   ついてなどにいう。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
投資
   (1)利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること。
      「新事業に―する」
   (2)【経】【investment】生産者の実物資本の増加分。
      設備投資・建設投資・在庫投資の三種に分類できる。
      資本形成。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
   尚、ここでは(1)のことを言います。
投機
   (1)【speculation】
      (ア)偶然の利益をねらって行う行為。
      (イ)将来の価格変動を予想して、価格差から生ずる利益を得ることを
         目的として行う売買取引。
   (2)禅宗で、修行者が禅の心機に投合すること。
      学人の機と師家の機と合致すること。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
   尚、ここでは(1)のことを言います。
投信
   投資信託の略語
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
ファンド
   (1)基金。資金。
   (2)投資信託・年金基金などの運用財産。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
ファンドオブファンズ
   複数の投資信託で資産運用を行う投資信託。
   運用タイプの異なるさまざまな投資信託を組み合わせて一つに
   まとめたもので、広く分散投資することでリスクの低減も図りやすい
   という利点がある。
   外部委託型投信。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
受益者
   【法】ある行為や事件によって直接に利益を受けるもの。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
   尚、ここでは投資信託の購入者のことを言います。
ポートフォリオ
   (1)携帯用書類入れ。
   (2)写真家やデザイナーなどが自分の作品をまとめたもの。
   (3)経済主体(企業・個人)が所有する各種の金融資産の組み合わせ。
      収益性の異なる方向を持つ商品を組み合わせることで、リスクを
      分散させる投資手法。
      ポートフォリオ-セレクション。
   以上、電子辞書のスーパー大辞林(第二版増補)より。
   尚、ここでは(3)のことを言います。
資金の区別について
   生活費を稼ぐための運用資産や、貯金のように大切な財産を、
   大切な資金として ここでは区別します。
   赤字になっても耐えられる余裕部分の運用資産を、余裕資金として
   ここでは区別します。
投資期間について
   一般に短期・中期・長期がありますが、時代によって異なるかも
   しれませんが、短期は半年前後、中期は二年前後、長期は五年前後
   以上と判断して大きな違いは無いかと思います。
騰落率
   ある一定の期間中に、どの程度基準価額が値上がり(または値下がり)
   したのかを表したもの。
リターン
   投資により得られる利益のこと。
リスク
   基本的なリスクの判断はリスクの度合いについてのページを参照。
   その他の要素によるリスクの度合いの見極めは難しいが、
   純資産総額、複数の投資先の配分、過去の実績の表やチャート、
   ファンド運用会社の類似したファンドの運用実績、マネー雑誌の評価など、
   これらを総合的に見て判断する。
損切り
   損が大きくならないうちに解約することを言う。
   2006年5月にあった世界同時株安の経験から、いずれ再び上がることと、
   個人的には中~長期的な視野で見ているためと口数を増やすチャンスと
   見ているためファンドによって異なるが、基本的には余程のことが無い
   限り損切りはしない。
   私が損切りを実行する場合、基本的に直近の基準価額に対して5~30%
   程度下落して休日抜きで3日~7日間続き回復の見込みが無さそうと判断
   した時点で、損切りを実行に移すものとしている。
   損切りを実行する下落率はファンドによって異なる。
純資産総額
   多ければそれだけ信頼が高くお金を集めてるということで、運営に関する
   体力もあるということ。
   投資信託の解説書などの説明では、株式型ファンドの場合、純資産総額が
   30億円を下回ると、そのファンドの運用会社は信託報酬だけでは赤字に
   なると言われており、繰り上げ償還=運用終了となり その時の基準価額で
   資金がファンドの受益者に返還されるというリスクがあるのだそうです。
   そのため解説書によっては、余裕を見て50億円以上の純資産総額の
   ファンドを選びなさいなどと書かれているものもあります。
   また、投資信託の解説書などの説明では、純資産総額が大きすぎると
   大規模な売買は市場に大きな混乱を招く恐れがあるため行えないので
   小回りが利かず、市場の変化についていけなくなる可能性があるそうです。
   このため解説書によっては複数のファンドマネージャーの話として、
   投資家から集めた資金(信託財産)を機動的に運用し市場の変化に対応
   しやすい純資産総額の規模は300億円と書いているものもあります。
   個人的考えから言えば安心して投資するためには少なくとも100億円以上、
   できれば1000億円以上の純資産総額のファンドに投資したいところです。
   小回りは利きづらいかもしれませんが、その分信頼性の高い投資先に
   投資しているでしょうし、投資家の信頼も高いのでしょうしね。
   ただし、余程有望な新ファンドであれば、純資産総額が50億円以上で
   あるならば、試験的に小額を投資する可能性はあります。
追加型(オープン型)
   いつでも購入や解約ができる投信。
単位型(ユニット型、またはクローズ型)
   主に運用開始時にのみ購入可能で、換金するのに制限がある投信。
   クローズド期間と呼ばれる期間中は解約はできず、どうしても換金する
   必要がある場合には買取請求をする。
国内・国際の区別
   国別を大きく分けると、以下の通りとなる。
   国内型や国内地域型は国内型(国内株式型等)
   世界分散型や世界地域型は国際型(国際株式型等)
   国際型には日本を含むものや含まないものと色々ある。
   世界地域型は他と区別するため、東欧型や新興国型やインド・ベトナム型
   などのように地域や地名を強調して表記することもある。
株式型(投信の種類)
   国内や世界の株式に投資するもので、国内投資や世界分散投資や
   新興国投資、一地域や一つの投資分野(資源等)にだけ投資するものなど、
   ミドルリターンミドルリスクからハイリターンハイリスクなものまで、
   商品は非常に多い。
リート型(投信の種類)
   国内や世界のリート(不動産投資)に投資するもので、ミドルリターン
   ミドルリスクなものが多い。
債券型(投信の種類)
   一般には世界の債券に分散投資しているものが多く、ローリターン
   ローリスクなものが多い。
バランス型(投信の種類)
   世界や複数の資産種類(株式等)に分散投資したりなどでリスクを
   軽減しているもの。
   一国や世界の株式・リート(不動産投資)・債券に分散投資する
   財産三分法もその一つ。
   ローリターンだが徹底したローリスクな定期預金的なファンドもあれば、
   結構高い利益(ミドルリターン)を得られるがミドルリスクの積極的な
   利殖に向いたファンドもある。
その他型(投信の種類)
   コモディティ(商品先物取引)や金鉱関係など、一般的なファンドとは
   異なるもので、ミドルリターンミドルリスクからハイリターンハイリスクな
   ものまで、商品は少ないが一通りあると思われる。
リートの種類(投信の種類)
   (1)モーゲージ(不動産担保貸付)に投資するモーゲージリート
   (2)不動産物件に直接投資するエクイティリート
   (3)モーゲージと不動産物件の双方に投資するハイブリッドリート
   以上の3種類があるが、エクイティリートが一般的であるらしい。
インデックス運用、またはパッシブ運用(運用形式)
   各指数に連動した運用を言う。
アクティブ運用(運用形式)
   ファンドの運用方針と各市場の変化に応じた運用で、各指数以上の
   運用成果を目指す運用を言う。
グロース運用(運用形式)
   将来の成長が見込める投資先に投資する運用を言う。
バリュー運用(運用形式)
   割安でお買得な投資先に投資する運用を言う。
基準価額
   一般に1万口を購入するときの時価を言う。
   価額が安ければ購入できる口数も増え、それだけ手に入る分配金も
   多くなる。
   ただし、購入時よりも価額が下がった場合、解約して戻ってくるお金が
   少なくなり赤字となる可能性もあるので(分配金で黒字なら良いが)、
   注意が必要。
取得価額・平均取得単価・取得元本・個別元本(税金関係)
   私が書いた投資信託の課税の仕組みについてのページを参照。
分配金
   ファンドの資料などでは、一般に基準価額に対する分配金を表示する
   ケースが多い。
   配当収益や値上がり益にあたる部分など、顧客資産の一部を切り崩して
   出すものなので、年金的運用目的ならそれで良いが、利殖運用目的に
   おいては出来るだけ分配金が出ない方が運用の効率が良い。
   毎月分配型と年一回分配型が代表的で、更に税引き後に普通預金へ
   振り込みか、口数を追加購入する再投資かを選択できる。
   再投資では税金は引かれるが手数料は掛からない。
   販売会社によっては普通預金へ振り込みと再投資のどちらか片方しか
   扱っていない場合もある。
   尚、証券会社の場合には、証券会社版普通預金であるMRFと銀行の
   普通預金のどちらか片方を、分配金の振り込み先として指定できる。
分配落ち
   決算日に分配金を出すことで基準価額が下落することをいう。
   分配落ち後の基準価額は… などのように使う。
   実際の分配金の支払いは処理の都合上、数日あとになる。
手数料など
   通常は購入する時の販売手数料(申込手数料)と、
   解約・買取り・買戻しなど換金する時の手数料(信託財産留保額・
   その他目論見書で定められている手数料)、
   運用に掛かる手数料(信託報酬)の3種類がある。
   直接係わってくるのは購入する時の手数料と換金する時の手数料で、
   購入する時に1~3%の手数料が掛かり、換金する時には手数料が
   掛からないものが多いが中には0.5%などの手数料が掛かる
   ものもある。
   運用の手数料は純資産総額に対して1~2%掛かり、若干は
   基準価額に反映されるかもしれないが、通常は意識するほど
   ではない。
   ただし、全く同じ運用方針の場合、10年や20年も時が経つと
   信託報酬の差が損益の差として明確に出てくることも有り得るので、
   似たファンドを比べる時には注意した方が良い。
72の法則
   投資の世界で使われる計算式の一種。
   72÷年利=元本が2倍に増える年数
選択法
   債券型は一般に言われてるように不景気に強く、バランス型と
   リート型や国際株式型は不景気に弱く、新興国株式型は条件に
   よっては不景気下でも回復が早い。
   定期預金代わりや年金のような安定性を重視した運用は債券型や
   バランス型のローリスクなもの。
   多少リスクを取っても大きめなリターンで投資したいのであれば、
   バランス型や株式型のミドルリターンミドルリスクなタイプ。
   余裕資金などでハイリターン狙いで投資するならばハイリスクを
   覚悟した上で新興国などへ。
ドルコスト平均法
   定期的に一定の金額を同一の投資先に投資する、可もなく不可もなく
   失敗しないための投資方法で、初心者や諸事情で時間の取れない人に
   向いた投資方法。
   ただ、時間が取れて専念できる ある程度経験を積んだ人ならば、
   自分で予想して投資した方が口数をより多く買える可能性がある。
買取請求(税金関係)
   特定口座が無い場合は自分で確定申告しなきゃいけない。
   特定口座があれば、それに従う。
分配金・解約請求・償還(税金関係)
   特定口座のある無しに関係なく源泉徴収で確定申告の必要無し。
   ただし、総合課税として確定申告することで還付を受けることが
   できる場合がある。
特定口座で計算されるもの(税金関係)
   購入時の販売手数料や消費税も含めた個別元本に対する、
   解約請求や償還されたときの損金と、買取請求での損益。
特定口座源泉徴収無し(税金関係)
   同じ販売会社内の複数投信の損益を通算して計算した、
   確定申告用の書類を作成して郵送で送ってくる。
   自分で確定申告しなきゃいけない。
特定口座源泉徴収あり(税金関係)
   同じ販売会社内の複数投信の損益を通算して源泉徴収で
   確定申告の必要無し。
   取引のたびに年初からの損益を計算して、損失であれば
   既に徴収した税金から還付を行う。
特定口座無し(特定口座を作らない)(税金関係)
   分配金・解約請求・償還で利益が出た場合には、各投信ごとに
   源泉徴収される。
   基本的に複数の投信での損益の通算はされない。
ビッド(Bid)(為替レート関係)
   取引会社側の買値のこと。
   投資家側はその値段で売ることになります。
   米国ドル/円で100~105の場合、左側がビッド。
アスク(Ask)(為替レート関係)
   取引会社側の売値のこと。
   投資家側はその値段で買うことになります。
   米国ドル/円で100~105の場合、右側がアスク。
   取引会社によってはオファーとも呼ぶ。
ローソク足(チャート関係)
   チャートの表現方法の一つで、一定の範囲内の数値の動きを、
   長方形と長方形の上下に伸びた線で表現したもの。
   上に伸びた線は上ヒゲ、下に伸びた線は下ヒゲと呼びます。
   長方形には色があり、始値に対して終値が上がったものは白、
   終値が下がったものは黒です。
   白い長方形は底辺が始値、上辺が終値。
   黒い長方形は底辺が終値、上辺が始値。
   上ヒゲの先端が高値で、下ヒゲの先端が安値。
日中足(チャート関係)
   秒足や分足を使ったチャートで細かく表現したもの。
   その日一日の任意の時間の動きを細かく見たり、リアルタイムで
   動きを見るのに使う。
秒足(チャート関係)
   任意の数秒関の動きを表現したローソク足
分足(チャート関係)
   任意の数分間の動きを表現したローソク足
日足(チャート関係)
   一日の動きを表現したローソク足
週足(チャート関係)
   一週間の動きを表現したローソク足
月足(チャート関係)
   一ヶ月の動きを表現したローソク足
年足(チャート関係)
   一年間の動きを表現したローソク足
25日移動平均線(チャート関係)
   過去25日間の終値を平均化した線
75日移動平均線(チャート関係)
   過去75日間の終値を平均化した線
宵の明星(売りサイン)(チャート関係)
   上昇相場の天井で出現する十字の形をしたローソク足
明けの明星(買いサイン)(チャート関係)
   下降相場の底で出現する十字の形をしたローソク足
長い下ヒゲ(買いサイン)(チャート関係)
   相場の最中は売り叩かれたが引けにかけて戻ったもので、
   下落相場では底打ちのサインとされている。
長い上ヒゲ(売りサイン)(チャート関係)
   相場の最中は高値で盛り上がったが引けにかけて売り崩された
   もので、上昇相場では天井のサインとされている。
デッドクロス(売りサイン)(チャート関係)
   長期の移動平均線を、短期の移動平均線が上から下へと
   突き抜けるもので、目先下げ(売り)のサインとされている。
ゴールデンクロス(買いサイン)(チャート関係)
   長期の移動平均線を、短期の移動平均線が下から上へと
   突き抜けるもので、目先上げ(買い)のサインとされている。
トレンドライン(チャート関係)
   チャートの線の波の山同士を繋いだ線を上値抵抗線、谷同士を
   繋いだものを下値抵抗線と呼び、これらの線(トレンドライン)の
   傾きを見ることで、市場にもよるであろうが、相場の動き(トレンド)を
   ある程度予想することができる。
日経平均株価(株価指数)
   東京証券取引所第一部に上場している代表的な225銘柄で構成される
   株価指数。
TOPIX(株価指数)
   東京証券取引所第一部に上場している全銘柄で構成される株価指数。
ジャスダック指数(株価指数)
   ジャスダック証券取引所に上場している全銘柄で構成される株価指数。
   ベンチャー企業が数多く上場している。
NYダウ(株価指数)
   ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している代表的な
   30銘柄で構成される株価指数。
   採用銘柄が少ないことから市場全体の動向を反映していないという
   批判もある。
S&P500(株価指数)
   ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックに
   上場している代表的な500銘柄で構成される株価指数。
   機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。
ナスダック総合(株価指数)
   全米証券業協会(NASD)が運営するナスダックに上場している全銘柄で
   構成される株価指数。
   ハイテク関連企業やインターネット関連企業が数多く上場している。

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